翻訳会社に翻訳を依頼するときに確認すること

これまでは、翻訳者目線のお話が多かったですが、今日はお客様目線で少し書きたいと思います。

翻訳者である以上、常にお客様目線に立っていなければいけません。

お客様がどのような納品物を求めているのか。

どういう翻訳が喜ばれるのか。

なぜ翻訳を必要としているのか。

こういうったことを考える癖をつけると良いでしょう。

翻訳者とはお客様の大事な文書を預かる仕事です。

研究、開発、ビジネス(企業秘密)、このような極めてデリケートな文書も少なくありません。つまり信用が何よりも重要なのです。

納品が遅れるような事態になれば一気に信用は無くなり、こんな人に大事な資料を開示しても大丈夫なのだろうか?と思われても仕方がありません。

こんなことを言っては失礼かもしれませんが、その辺の仕事よりもよほど神経を使う必要があると考えています。

といいながらまた翻訳者目線の話になっていましたね^^;

早速ですが、今日は翻訳会社に翻訳を依頼するときに確認しておく点をいくつか紹介したいと思います。

予め確認しておくと依頼もスムーズになるので、おすすめです。

 

文字数

これは基本ですね。大体の翻訳会社は、文字数をもとに見積もりを出します。

原文を提出すれば翻訳会社側で文字数をカウントしてもらえますが、予め把握していればよりスムーズに手続きが進みますし、自分でもおおよその請求額を予想することができますよね。

和英翻訳の場合は1文字につき10円~20円ほどが相場です。たまに極端に安いところもありますが、品質に不安が残るので注意したほうがいいでしょう。

あまり質にこだわらい(意味が伝わればOK)というのであれば、安さを重視して選ぶのも良いかもしれません。

ちなみに英和の場合は、1文字ではなく1ワードが一般的です。つまりYellow busの場合は9文字ではなく、2ワードとして計算するわけですね。

 

対応している分野

今ご自身が翻訳を考えている原文の分野はなんですか?翻訳会社によって、対応している分野や、得意とする分野があるのです。

例えばこちらの翻訳会社は、一通りの分野に対応していますが、中でも医学論文の翻訳を得意としていることがわかりますね。

このような専門的分野の場合はとくに翻訳会社選びで注意をしなくてはいけません。

逆に手紙や、メニュー、ホームページなどの一般的な翻訳はどこでも対応しているはずです。ただしその中でも質の良し悪しはあります。

 

納品日

個人的な翻訳依頼であればあまりシビアに考えてはいないと思いますが、論文やビジネスに関わる場合は、納品日は気になるところかと思います。

翻訳会社のウェブサイトを見ると納品期間などは書かれていますが、あくまで参考程度にとどめておきましょう。

正確な納品日は、見積もりを取ってからでなければわかりません。不確かな情報だけで納品日を判断してしまうと、後々自分はもちろん、周りにも悪影響が及ぶ可能性があります。

納品日は、原文の文字数、専門性、翻訳者のスケジュールなどによって変動しますので、やはり一度見積もり依頼してからではないと判断がつきません。

また、思わぬアクシデントや、納品後の修正が必要になる場合もあるので、できれば余裕を持って依頼をしたいところではありますね。

 

 

翻訳家の就職先はどこになるの?

こんにちはA子です。

翻訳家の就職先は、主に3つあります。

自分の働き方に合わせて選ぶのが良いと思いますので、まずは就職先を見てみましょう。

翻訳会社に就職

まず挙げられるのは、翻訳を専門にしている会社への就職です。

仕事の内容は、特許関係のものや医療系、工業、金融などの実務系の翻訳が主になります。

大手であれば新卒をとっている所もあるので、一度調べてみましょう。就職できてしまえば、実績を積むことができるので、後々に役に立ちます。

フリーランスになる

翻訳関係に限らず、東京だけでも約20%程度がフリーランスで仕事をしていると言われています。

翻訳のフリーランスにはさらに2つの種類があります。

一つ目は、翻訳専門のトライアルを受け、翻訳家として登録して働くスタイル、もう一つは、自分で出版社などに営業に行き、仕事をもらっていくスタイルです。

前者は、英検1級取得やTOEIC900点以上などの資格を持っている事はもちろんですが、リサーチ力や日本語力なども必要になるので、実務経験がほとんどないと難しくなります。

後者の場合は、それまでやってきた経験や人脈が大切になってきますが、関わった作品等がヒットすると、その後の仕事は大きく変化し、定期的に仕事をもらえるようになります。

企業の翻訳部門に配属してもらう

一般企業の中の翻訳の部門に入れてもらうという方法です。

就職先は翻訳部門がある一般企業なので、翻訳専門の企業に比べると仕事量は少なくなるかもしれません。

主に企業内で発生するマニュアルや契約書などの翻訳が主になります。

こちらもそれなりに実務経験を積むことはできます。

翻訳家に求められる必須のスキルの話

こんにちはA子です。

翻訳の仕事をする上で必須なスキルは英語などの外国語のスキルですが、それだけではありません。

原文を理解する読解力、専門的な知知識やリサーチ力、文章を書く翻訳力です。

まず、原文を正しく理解するだけの読解力がないと主語、目的語などが欠けてしまうことがあります。

そうなると文章として成立しませんし、意味の通らないものができてしまいます。

また、原文にミスがあった場合、文脈や書かれている事、話されている事から推測して訳さないといけなくなります。

そうなった時、読解力がないと正確な翻訳ができません。

次に、翻訳には分野によって専門性が求められる事があります。

というのも、専門性の高い文章の場合、本来の意味とは違う意味合いで単語が用いられています。そうなった時、前後の文章や話の内容を理解して、正確に訳す必要があるので、専門知識がないとできないのです。

ただ、いくら専門知識を持っていても知らない単語が出てくる事があります。そうなった時、辞書を引いたり、ネットで調べたりしなければいけなくなるので、検索力もとても大事なのです。

最後に翻訳力。

当たり前ですが、翻訳家の仕事は文章を翻訳する事です。

原文を理解した上で言葉の文化や習慣などを考慮しながら、伝わりにくそうな部分は補いながら翻訳をしていく事になります。

原文を理解するスキルの方が大事な気がすると思いますが、訳す文章力もとても重要なのです。

翻訳家の年収はどれくらい?儲かるの?

こんにちはA子です。

翻訳家って儲かるのっていう質問を受ける事があるので、それについて今回は書いていこうと思います。

翻訳家っていっても様々で、私のように会社に就職して働いている方もいますし、在宅でフリーに働いている方もいます。なので、仕事の形態にもよりますが、会社に勤めている場合は固定給になります。なので、一般的なサラリーマンやOLの方とほとんど変わりません。

逆にフリーランスの場合は、案件に対して単価が決まっているので、会社で働くよりも給料は高くなりやすいです。

医学、金融、産業技術等の専門性の高いものは単価が高くなりやすいです。

翻訳の種類は出版小説の翻訳や映画翻訳などが一般期には多いと思います。実務翻訳などもわりとよく来る案件ですね。

実務翻訳というのは、企業などの依頼で文章を翻訳するものの事を言います。特許会社所属で翻訳の仕事を受けているところもあります。

それらを加味した時、翻訳家の平均的な年収は大体400万~600万円くらいですね。

フリーで働いている方の方が圧倒的に多いのが現実なので、実務経験を積むなら新卒や中途で翻訳会社に入社してしまう方が良いでしょうね。

私も会社で実務経験を積ませてもらっていますしね。

その上でフリーになるのが良いかなと思います。

因みにですが、翻訳する言葉で年収は変わるのかって思う方もたくさんいると思いますが、フリーランスなら変わります。会社に所属している場合は会社の給料分しか支払われないのであまり関係ありません。

英語のような世界共通語の翻訳はかなりの数の翻訳家さんがいるので、案件の単価は比較的低くなりやすいです。逆に中国語や韓国語のように全世界共通ではなく、国ごとの言葉の場合は翻訳家さんの数が少ないので単価は高くなりやすいです。ただ、英語は共通語であるがゆえに需要は高いので、コンスタントに仕事を依頼されます。その為、どんな状況でも仕事を絶やさずに続けていきたいなら英語翻訳はできるようになっておくと強いですね。

目指せ翻訳家!スクール選びのノウハウ

こんにちは都内の翻訳会社で10年間勤務しているA子です。担当してるのは英語の翻訳で一般文章からITや論文など、専門の翻訳まで行っています。

さて、翻訳家になるには何をすればいいの?という質問をよくされるので今日はそのお話です。まず当然ですけど英語ができないとダメですよ(笑)。でもペラペラになるほどじゃなくてもOKです。

1番大事なのは翻訳スキルです!勉強方法は、アプリや参考書を使った独学だと相当キツイので、翻訳スクールや通信制の学校に通うのをおすすめします。

そこで気になるのは以下の2点ですね。

翻訳スクールと通信教育はどっちがいいのか?そしてどのスクールを選べばいいのか?

授業料も高いですし慎重に決めましょう!

まず翻訳スクールですが、短期の専門学校みたいなイメージでOKです。平日の夜や土日に開講しているところがほとんどですね。なので社会人が多いです。期間も半年くらいなので気軽に通えると思います。

では通信制はどうなのか?といいますと、一般のビジネススクールと同じようなメリット・デメリットです。

デメリットは「先生に直接質問できない」ことで、メリットは「通う時間がなくなる」、「スクールより安い」です。なので選ぶのはその人の性格によりますね。

さて、スクールの選び方のコツもお伝えします。

自身の書いた翻訳文をチェックする先生に注目してください。その人がプロの翻訳者で一流なのか?が大事です!

なぜなら指導してくれる先生がプロの翻訳家ではなく、翻訳スクールを卒業したてのペーペーの可能性だって十分あります。できれば一流の翻訳家が先生のスクールがベストです。

あと、自身が関わりたい専門分野のコースがあるスクールを選ぶ必要があります。

翻訳の仕事って幅広く、 「映画、海外ドラマ、TV」の字幕翻訳、小説の翻訳、ビジネス翻訳、メディカルの翻訳、IT翻訳、論文翻訳など様々です。

目標に1番近づけるスクールを選んでくださいね。家から近いスクールとかダメですよ(笑)